山川地熱発電所見学報告・世界有数の火山大国で環境に影響が低い地熱発電が普及しない理由~@rieseaつぶやき編集
>
山川地熱発電所へ立寄る。
https://pic.twitter.com/476Mu68CLd
【山川地熱発電所見学報告①】
山川地熱発電所の出力は3万kw。
これは1軒の家庭で平均3kwの電気を使うとすれば
1万戸をまかなえる。
地熱発電とは、
井戸を掘ってマグマ溜まり近くにある蒸気を取り出して
その蒸気でタービンを回して発電する方法。 https://pic.twitter.com/YZOeAhIztd
【山川地熱発電所見学報告②】
まず、九州電力の各種発電所の内訳。
一番多いのは水力発電所で141か所。
出力が一番大きいのは火力発電所の1118kw。
小さいのは風力発電と太陽光発電の0.3kw。
地熱発電所は6か所合計21.2万kw。 https://pic.twitter.com/DTS76K2U8c
【山川地熱発電所見学報告③】
ど平日の昼間なので見学者は私ともう一人どこかのオッサンだけ。
対してキレイな制服姿のお姉さん達は
3人も受付に立っていて眩しかった
(さすが九州電力。いいなあ人件費を気にしないで)。
発電所内を案内してもらう。
https://pic.twitter.com/FbWC2MLWz3
【地熱発電所見学報告④】
地下深部のマグマ溜まり付近にある地熱貯留層から
蒸気と熱水を取り出すための井戸を蒸気井(じょうきせい)と呼ぶ。
蒸気井から蒸気と熱水を分離し、
分離された蒸気はタービンへ送られ、
熱水は還元井から再び地下へ戻される。 https://pic.twitter.com/F4z7MPInwX
【山川地熱発電所見学報告⑤】
遠くに見えるのが蒸気設備(気水分離器)。
蒸気井から取り出された蒸気と熱水を分ける装置。 https://pic.twitter.com/FDy3ggClg4
【山川地熱発電所見学報告⑥】
山川地熱発電所には12本の蒸気井があり、それぞれ深さが違う。
最深のものは地下2100m、浅いものでも1800mある。
蒸気の量はそれぞれの井戸の地下の状態や深度で違うが、
発電所全体としては毎時225tである https://pic.twitter.com/ZbPmOr22YR
【山川地熱発電所見学報告⑦】
汽水分離器で分けられた熱水は還元井(直径20〜30cm)で再び地下深部へ戻される。熱水中において固形物(シリカゲル)が溶出し、
写真のように配管を徐々に詰まらせるので定期的に除去したり
配管交換する。
https://pic.twitter.com/fvvDe16yyk
【山川地熱発電所見学報告⑧】タービン(とキレイなお姉さん)。
ものすごい爆音がゴーゴー鳴り響いているので
お姉さんの説明は拡声器で。
蒸気溜めから送られてきた蒸気をタービンの羽根に吹きつけて
1分間に3600回転させている。
https://pic.twitter.com/z5bkpGeMqA
山川地熱発電所見学報告⑨】
タービンロータ。タービンは発電機を回すための羽根車で、
蒸気の力で回る風車のようなもの。
1分間に3600回転という超高速回転で発電機を回すことで
電気を作り出す。 https://pic.twitter.com/fPwpRsdD33
【山川地熱発電所見学報告10】
発電機(とキレイなお姉さん)。かなり大きい。
地熱蒸気により超高速回転するタービンで運転される。
1分間に3600回転し3万kwの電気を作り出す。 https://pic.twitter.com/FIXyFVaNpa
【山川地熱発電所見学報告11】
キレイなお姉さんが「どうぞこちらへ」
マンツーマン状態の見学ツアー。ちなみに見学は無料。 https://pic.twitter.com/b1FVbWxmN2
【山川地熱発電所見学報告12】
変圧器。発電機で発生させた電気を効率よく送るために
高い電圧に変える装置。
ここから送電線を通って各家庭へ電気が送られる。 https://pic.twitter.com/H3izjIwlwP
【山川地熱発電所見学報告13】
復水器。タービンで使用された蒸気を冷却水で冷却し、
温水に変える装置。温水は冷却塔に送られ更に冷やされる。 https://pic.twitter.com/ko2AQxyoFj
【山川地熱発電所見学報告14】
冷却塔(とキレイなお姉さん)。
https://pic.twitter.com/l6gsdE69FN
【山川地熱発電所見学報告15】
冷却塔の壁の中。タービンを回した後の蒸気は
羽根車の出口の復水器で冷やされて温水になる。
見えにくいが黒い壁に滝のように温水を流して冷却している。
すごい風を発生させて冷やしている。 https://pic.twitter.com/fiHTlT6unE
【山川地熱発電所見学報告16】
原子力発電のしくみは、
ウランの核分裂の
時に発生する
エネルギーを
使って
水を沸騰させ、
その
「水蒸気」
の力
によって
タービンを高速回転させて電気を作っています。
という説明付きの模型。
https://pic.twitter.com/nQKZNvnjfW
【山川地熱発電所見学報告17】
火力発電のしくみは、石油燃料を燃やして水を沸騰させ、
その水蒸気の力でタービンを高速回転させて電気を作っています。
【山川地熱発電所見学報告18】
地熱発電のしくみは、地下深部にある水蒸気の力で
タービンを高速回転させて電気を作っています。
あれ?前者2つ
(原子力発電と火力発電)より
ずっと効率的じゃね?
だって
水蒸気を作り出す
必要がないじゃん。 https://pic.twitter.com/FwGYQjVBNH
【山川地熱発電所見学報告19】
原子力も火力も地熱発電も「水蒸気」で
タービンを回すことで電気を作っている。
原子力は高価なウランを使い
核廃棄物が出る。
火力も高価な化石燃料を使い空気を汚す。
しかし地熱発電は
井戸を掘って作って
タダの水蒸気を
取り出すだけ。
なぜこれが
発電の主流
じゃないの?
【山川地熱発電所見学報告20・核心の疑問】
地下の水蒸気を
使うだけ。
なぜそんなエコな
地熱発電が
普及しないのかな?
しかも
日本は
世界有数の
火山大国なのに。
温泉郷の人達が反対するから?
違います、そんなの圧倒的少数です。
それなら原子力マネーのように各地の温泉郷の数十軒に
お金をばらまけばいい
↓さあ、みんなで考えよう!
全ての
形態の
発電所が
電力会社の
もの
だから。
電気を自由に作れたら?価格競争が生まれたら?
生き残る発電方法は決まってくる。
>