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2010年3月11日 (木)

地域から医療再生へ。<2>医療崩壊③「医師の心を折る」~@htomihara富原均つぶやき編集

地域から医療再生へ。<2>医療崩壊「医師の心を折る」:

私自身は医療崩壊にトドメを指したのは、これだと考えている。

現場の医師が実感するのは

医師不足低医療費政策ではないからだ。

誠実に一生懸命に救急に向き合っていた

医師の心を支えているのは、

自負心と感謝の心に支えられていたからだ。

なぜ救急の現場から医師は立ち去るのか?

     議員の暴言が医師の心を折り、

赤字と医師不足を理由に市長が病院の休止を決めた。

市長はリコールされた。だがリコールが成立しても

病院は再開しない。銚子市立総合病院は、こうして崩壊した。

舞鶴市民病院の例。

大リーガー医に学ぶという

素晴らしい研修制度を立ち上げた松村副院長に対し、

その意図を理解しないばかりか、わずかな赤字を理由に

抜本的な経営改善を市が求めた。

「高度な医療には、費用がかかる。医療の質を低下させられない」

「医療の質を低下させてまで、

経費削減をするべきではない」

とする副院長に市長は詰め寄り、

その言動が副院長を退職に追い込んだ。

副院長一人とタカをくくっていた市長。

副院長の指導の下に学んでいた多くの医師の退職を引き起こした。

鳥大病院救急センター:

住民の「コンビニ受診」が医師の心を折った。

「救急を<時間外の番人>としか思っていない人が多い。

プライドを踏みにじられるような状況が続いてきた」。

住民の自分勝手な受診が、医師の心を折り退職へ追い込んだ。

政治家編:

「自分で病院を経営しているから言うわけではないが医者の確保は

大変だ。社会的常識がかなり欠落している人が多い。」

病院を経営していたのか!この病院の医師はどう感じただろうか。

常識が欠落しているのは、麻生さんではないか!

政治家編:二階産業相(当時)

「何より医者のモラルの問題だと思います。

忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳に過ぎない。」

医療現場を知らない、このようなタイプの政治家が、

過去に医師数抑制・低医療費政策を行ってきたのだ!

訴訟編:加古川市民病院:非常勤の消化器内科の医師が

当直中急患を受け入れた。急性心筋梗塞患者。

対処しきれないので転送すべく転送先を探した。

不幸にも転送前に患者さんは死亡。受けいれなければ

「診療拒否・たらい回し」と非難される。

訴訟編:受け入れたが対処できず、転送前に患者死亡。

訴訟となり1審敗訴。驚いた!

病院が控訴せず、医師の敗訴決定。医師側に手落ちもなく、

病院が自らを守ってくれない事実だけが残った。

誰がそんな病院で仕事をしたと思うだろうか!!

訴訟編:加古川市民病院は、特に過誤もない医師の少々に対して

控訴せず、自ら敗訴を認め医師の身を守ろうとさえしなかった。

多くの医師は、いざというとき医師を守ることを

放棄した病院を信頼できないと次々と退職。内科が崩壊した。

マスコミ編:政治家の失言に見られる「医師の非常識」

「医師のモラルの低下」などのイメージは、

マスコミによる医療バッシングの影響下にあります。

「医療事故」にまつわる言葉を見てみましょう。

「たらい回し・受け入れ拒否・診療拒否」:続

マスコミ編:「たらい回し・受け入れ拒否・診療拒否」など

誤った言葉が使用されているのにはには驚きます。

実際は過酷な労働環境下で

「受け入れ不能」な状態なのです。

言葉を改める気もないマスコミが「医療崩壊」を促進しています

精神科医の斉藤先生は

「労働基準法など無視が当たり前のような

過酷な労働環境で、

献身的に働く無名の医師たちがいる。

勤勉と工夫で医療を支えている

無名の医師が偉いのだ。

「この人たちの心が誤解と偏見により折られた時、

医療崩壊が始まった」

勤勉でまじめな多くの無名の医師が、

日本の医療世界一を支えてきた。医師不足と低医療費の中でだ。

最後のモチベーションを奪い去ったのは、

市長・議員、住民、政治家、病院、マスコミ。

そして医師の「立ち去り型サボタージュ」が始まった!

無医化危機 揺れる村:上小阿仁唯一の医師辞意:

1通の辞職願で上小阿仁村が揺れている。

村唯一の「上小阿仁村国保診療所」に勤務する

有沢幸子医師(65)が「精神的に疲れた」と

先月、突然退職表明。61年ぶりの無医村になる可能性。

<心に傷>小林宏晨村長(72)は

「言われ無き中傷により、

心に傷を負わせてしまったことが

最大の原因」と語る。

 村幹部らによると、有沢医師は昨秋、診療所向かいの自宅に

「急患にすぐに対応できるように」と自費で照明を設置。

<心に傷>だが、直後に「税金の無駄使いをしている」と

村民の言い掛かり。昼食を食べに行く時間が無く、

診療所内でパンを買った、

「患者を待たせといて買い物か」と冷たい言葉を浴びせ、

自宅に嫌がらせのビラがまかれたこともあったという。

有沢医師は、昨年完全休診日はわずか18日。

土日や祝日も村内を駆け回り、お盆期間も診療を続けた。

しかし、盆明けの8月17日を休診にすると

「平日なのに休むとは一体何を考えているんだ」と

再び批判を受けたという。

<心に傷>

小嶋事務長補佐は

「こんなに身を粉にして働く医師は過去に例が無い。

無医村になったら村民が困る。自分で自分の首を絞めている」と

憤る。

こうして過疎の村でも病院でも

「立ち去り型サボタージュ」が進行し、

医療は崩壊する。

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