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2012年7月 8日 (日)

鹿児島県知事選挙結果は2012年7月8日時点での日本国民の認識を正確に反映・脱原発原発廃止は現在極少数派

このブログ記事をアップするということは、

開票とほぼ同時に現職当確が出たことを意味する。

このような結果になった理由は後で書くとして、3つの観点から分析してみる

1 候補者の問題か?

対立候補であった向原よしたか氏は、鹿児島の自然をよく知る人間の一人である

原発停止中にシラスの水揚げが6倍にもなったことをのべていたこと

自らの出版社から

鹿児島の風土にまつわる本を多数出版していること

自分の家で鶏かって育てててることからも

この人ほど鹿児島の風土をよく知っている人間はそうはいないだろう

その意味で、候補者の問題ではないとわしは考える

確かに、共産党推薦という部分は、鹿児島の保守的風土から行って

マイナスの部分があったことは否定できないが、これを理由に票を入れない人は

もともと支持する要素がなかった人であって、瑣末な問題である

2 報道姿勢がおかしかったのか?

中央の大手マスコミとまったく異なり、候補者の政策については

実に公平に両論併記で取り上げられていた。

鹿児島人の大多数が購読する南日本新聞には、連日

両者の政策は両論併記および各テーマごとに取り上げられており、

対立軸も鮮明で、実に明確であった。

(これは現物の南日本新聞を見ればすぐにわかることである。

 よく、反原発側で「報道が不公平だった」という決まり文句が

 

 出てくるが、今回の選挙はまったくそんなことはなかった。

 そんなことを述べる人間は、単純にイデオロギーという

 色眼鏡でしか見ていない人間だけである。

 これは客観証拠から簡単に明らかになる事実であり、

 反論は受け付けない)

地元テレビ(ex MBC)の特集も、両者の主張を公平に

取り扱っていた

3 選挙運動の問題か?

まったく組織に頼らない選挙運動としては、ほんとによくやったと思う。

支持する著名人やタレントの方々がかわるがわる鹿児島にやってきては

脱原発の必要性を訴えていた。また、草の根ボランテイアの運動員は

それこそ生活を犠牲にしてがんばった。

あれ以上のことを行え、というのははっきり言って不可能だった。

4 では、原因はなんだったか?

鹿児島県民にとって、

東電が引き起こした福島原発事故は

外国の出来事と同様の他人事であった。

これに尽きる。そしてこれは、鹿児島県民だけではなく

大多数の日本国民の姿である。

客観的に見てこの態度は

愚劣以外のなにものでもない。

ここまで愚劣な国民はたぶん歴史上そうはいない。

だが、一稗史家としてのワシは

2012年7月8日時点でこう書かざるを得ない。

日本国民の大多数は

チェルノブイリを越える世界史上最大の原発事故災害が

発生し、被害規模および被害内容が

事故直後に明確に予測できていたにも

かかわらず まともな対応をしなかった

そして、その原因は、単純に国民の危機意識のなさに起因した。

ごく少数の人間たちが、一生懸命危険を訴え、その被害が

未来の国民に大被害をもたらすことを警告したが、

その声は省みられることがなかった。

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