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2013年5月20日 (月)

【人物叢書 島津斉彬】及び【逆説の日本史⑱】感想

人物叢書 島津斉彬①】

斉彬は18才の時から積極的にオランダ知識の吸収、文物の採用に努め、

ローマ字を学んだ。ローマ字書きの書簡や日記が残っている。

高野長英と薩摩藩邸で会合し、

蘭書翻訳を依頼して長英の生活を助けた。

長崎のオランダ通訳を取り込み、

アヘン戦争の情報も正確に入手していた

【人物叢書 島津斉彬②】

1850年に自分の子供二十数名に種痘を実施

地球儀を愛用し、大名同士で蘭書の貸し借りを積極的に行った。

蘭学者グループと積極的に交流し、蘭書購入相談から翻訳の依頼まで行い、

彼らの経済的支援者となっていた。

時の老中阿部正弘に人材登用の重要性を進言

【人物叢書 島津斉彬③】

藩主就任前に反斉彬派の一掃が必要となり、調所広郷派との内紛勃発

調所は密貿易問題で服毒自殺も、父斉興の側室お由良派との権力争い激化。

幕府首脳への工作が実を結び、父斉興を隠居させ藩主就任。

この間、派閥抗争で余多の人材失う。守旧派との戦いはかくも無益な犠牲を払う

【人物叢書 島津斉彬④】

藩主就任後守旧派を一掃しなかった件につき家臣団を諭す

「善悪共に何事にも時と位というものがある。

人事も同様。

何事も急急に手荒く行うと落ち度も多いので

堪忍が第一。

他に尤もと思われる理由があれば何度でも聞く。

遠慮なく申し出よ」

藩主の権威で押さえつける態度、ゼロ

【人物叢書 島津斉彬⑤】

斉彬はかねてから米価に注目し藩内の米その他の物価を毎日報告させていた。

ある時江戸城で諸大名と雑談中、

近頃薩州では米がいくらで下下の者が

大変困っているが貴公の藩ではおいくらか?と

問うた所 誰一人答えられなかった

「各々がたはさてさてお気楽な事だ」と話して退去した

【人物叢書 島津斉彬⑥】西郷隆盛の話

「斉彬公は常々こう言われておられた。

米価又は末々の善悪評判全て聞き出せ。

とかく下情に通じていないと政治に不当な処置が起こり、

それが国家の存亡に関わるのだ。

役人はいい加減の事を言うからあてにならない。

善悪の説を聞いて斟酌するのが政務の要点だ」

【人物叢書 島津斉彬⑦】

長崎海軍伝習所に藩士25名を派遣し、海軍伝習を奨励した。

このなかには、五代友厚、川村純義など後に大活躍する人物が多数含まれる。

また鹿児島城下に書店を開かせ、

必要なものは勝手に写本を許し、

古本の買い取り及び販売、

困窮者には30日を限りに貸本を行え、と指示した

【人物叢書 島津斉彬⑧】

幕府に西洋式軍艦建造の許可願いを出し、

日本初の洋式軍艦「昇平丸」を建造させて幕府に献上。

長崎海軍伝習所の伝習船として活躍。

外国船との区別のため、

朱色の日の丸の船印を用いることを幕府に提案。

幕府は斉彬の願い通り、日の丸を日本船印として採用した

【人物叢書 島津斉彬⑨】

日本初の近代的工場「集成館」を建設。

大砲鋳造から硝子細工製造まで可能な近代的コンビナートである。

また人工硝石の製造、塩田法の研究及び塩田開発、

日本初の機械紡績工場の開設など、

明治維新以後の近代化の原点は、

ほぼ全てこの集成館に遡るといっても過言ではない

【人物叢書 島津斉彬⑩】

政治は

一、人気一致が肝要である 

二、国中末々の者が困窮せず豊かなことが基本である 

三、武備が整わないと外国に侮られ、

    ついには奪われる。

今、日本では肝要なこの三つが欠けている。

だから今のような世の中になった。

手遅れながら薩摩から着手していこうと考えている 終

【逆説の日本史⑱黒船交渉と開国交渉の謎 を読んでいるが】

この時代から170年以上経ってるのに、日本外交交渉の態度が

安倍晋三・橋下徹を筆頭になにも変わっておらず、

愚劣である事実に長嘆息である(-_-;)(-_-;)(-_-;)

【逆説の日本史⑱黒船交渉と開国交渉の謎を読んで②】

ペリー来航時の交渉場面で、日本側の使者が嘘をついている点を

きっちり突っ込まれ、結局は全面降伏する場面が出てくる(-_-;)

 170年以上経ってるのに、結末は同じ(;o;)(-_-;)(>_<) 

何なんだこの歴史健忘症は・・・

【逆説の日本史⑱黒船交渉と開国交渉の謎③】

「腹黒い嘘つきの日本人め。ペリーでさえ騙されていたのか。

元々あいつらはすぐバレる嘘をついてまで、

国家の重要事をごまかそうとする、

トンデモナイ奴等だ。

こういう連中を相手にするには、威嚇と脅しだな」

170年以上後の現在まさにこの通りの展開

【逆説の日本史⑱黒船交渉と開国交渉の謎を読んで④】

日本に優秀な人材がいなかった訳ではなく、

江川英龍のような超優秀な人物が

複数存在していたにも関わらず、

幕府は全く活用していない。

170年以上経ってるのに現在の政府も全く同じ

(;o;)(-_-;)(>_<) トップに馬鹿を据える伝統

【逆説の日本史⑱黒船交渉と開国交渉の謎を読んで⑤】

この時代関東と関西でM8クラスの大地震が2回起こっている。

現在2013年との奇妙な符合を感じざるを得ない。

そして、

歴史の重大な転換期にあること、

トップが愚劣な事、

優秀な人材が放置されていること、

危険が現実化しているのに無策なこと

共通項多し

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